何で?一人目はできたのに・・・二人目不妊で悩むあなたにお伝えする3つの事例

こんにちは。 日本妊活協会代表の中野です。 気温が上がってきて活動しやすい季節になりましたね。 この季節は、体の代謝つまり、皮膚などの入れ替わりが活発になるので栄養が沢山必要な時期です。 子宮の内膜も皮膚と同じく、入れ替わりの激しい部分なので、内膜となる栄養素のタンパク質(お魚やお肉、や豆等)やビタミン(特に緑黄色野菜)を美味しく食べてみてくださいね。 さて、 何年も妊活サポートをしていると、妊活の方を取り巻く環境が数年前と今でもかなり変わってきているのを感じます。   数前よりも今は、結婚してすぐにクリニックで検査や治療を受ける方が増えたのと、情報が一杯で頭が混乱している方が多いですね。   そして、増えているのが「二人目がなかなか・・・」という方です。 産後の骨盤矯正をやられている先生が、こういった方の対応に頭を抱えてるケースが増えている。 こういった方々は「何で一人目ができたのに・・・」と思っておられると思います。 今日は、二人目を作る際に大切な事と、実際のケースをご紹介して二人目妊活、特に不妊治療をされている方が陥りやすい心の問題について書いていきますね。  

そもそも2人目ができにくい原因は?

  1人目ができたのに・・・何で?という事に対してですが、 お話を聞いたりお体を診させていただくと、 少し冷たい言い方かもしれませんが一人目を妊娠した事が奇跡的だったと言えるという方も多いように見えます。 そんなストレスフルで、そんな生活習慣で、そんなに沢山体の症状があって一人目の子がよくできましたねぇ。という事です。   さらにそこから、少なくとも2年位は経過されていると思いますので、特に30代を超えてからの体の衰えは大きいので単純に年齢と主に起こる、細胞(卵子や精子)の質の低下というのも重なっていると思います。

思った以上に骨盤が開く

また、妊娠中は子宮と胎児が大きくなるので内臓が端の方へ追いやられています。 さらに、出産の時は骨盤が通常ではありえない位に開くんですね。 要は、妊娠中はお腹の中に巨大な胎児がいて、出産のときはその巨大な胎児を外に出すために、通常ではありえない体の状態になります。 そのありえない状態から、普通の状態に戻せていないと問題が起こりやすいという事です。   そうして、一人目の妊娠・出産後に、骨盤や内臓の歪みが戻らずに、子宮や卵巣の血流が悪くなっている方もいますよね?   なので、僕たちの元へ2人目がなかなか・・・という方がいらっしゃったら、一人目妊活と同じく食事や運動で、
・細胞が元気になるように ・骨盤や内臓の歪みが取れて子宮や卵巣の血流がよくなるように
サポートします。 セルフケアにつきましては、妊活ライフに沢山乗っていますので参考にされてください。 過去記事 おすすめ子宝体操ベスト3 〜ほどよくほどほどに動くのススメ〜

しかしなかにはこんな方も・・・3つの問題

さて、今回お伝えしたいのは心の問題です。   特にこの3つの問題です。 子育てと不妊治療の両立での、
①子育てと夫婦間に関する我慢 ②子育てと不妊治療の両立に対する我慢 ②一人目の子に対する罪悪感
 

一つ目:子育てと夫婦間での我慢について

まず、 二人目の妊活の場合、なかなか夫婦生活が盛り上がらないという方が多いです。 2年位性生活のブランクがあったと思うので、産後の最初のセックスにも中々切っ掛けが作れない方もいますし、その後定期的に機会を持つ事が難しい方もいるようです。

産後の子育ても関係あるのではないか?

あくまで僕がサポートしてきた方の傾向と僕個人の経験から言いますと、 産後の子育てと夫婦の関係が影響しているように思えます。 特に一人目の子育ては、不安が大きくチョットした事が気になり神経質になってしまいます。 あなたも経験ありませんか? 男性はどうにかサポートしてあげようと手を出したり声掛けをするものの、女性側が求めているサポートとすれ違ったり、 不安から女性側がイライラしてしまい男性のサポートに対して批判をしてしまう事があります。 そうすると、そういった「やってあげようと思ったのに、怒られた。」という失敗体験から、ドンドン子育て中のパートナー側へ何かサポートしようという勇気が無くなってきます。 僕も一人目出産の後は、妻が何でそんなにイライラしているのか?何で僕が良かれと思ってした事に、邪魔者扱いされるのかと思う事が結構ありました汗

協力したい気持ちはある、でも・・・・

そうすると、協力したい気持ちはあっても、男性側は何をしていいのか分からず、無関心に見えたり、 よかれと思って子供をあやすと「私の大変さには興味ないくせに、子供の可愛さだけ関わってればいいから楽だよね。」といった感じになってる方をお見かけします。 こういったお話を聞くと、 二人目が欲しいけど、セックスをする気になれないし、子供ができてもやっていける気がしないという方も多いんです。   男性側も性欲があってもスキンシップのキッカケが作れなかったり、逆に女性側は自分の家事や子育ての大変さを受け止めないのに「触られるの嫌!」となってしまうんですね。

すれ違いを埋める事

こういった場合、お互いのこのすれ違いを埋める事が、夫婦生活や子育てでの我慢を解消するきっかけになるですね。   簡単なのは、
・女性側は男性に頼る勇気とその不器用さを受け止める勇気 ・男性側は女性の家事と育児の大変さを言葉で伝える勇気
ですね。 これがあれば、かなり夫婦間や子育ての我慢は解消するはずです。   続いて、

二つ目:子育てと不妊治療に関する我慢です。

  これは、本当に一言で言ってしまうと「辛い」「不安」と伝える勇気なんです。

実際の事例

具体的な方の例を伝えながら詳しく書きますね。 妊活サポートに来られたA様の例
37歳、二人目不妊の方です。 生活は3歳の子供と、姑と同居し、夫は単身赴任。 産後に生理痛が強くなり子宮腺筋症、卵巣嚢腫を手術をされています。 また、不妊治療を始めてから体温が乱れてきたうえ、甲状腺の問題も指摘されたようでした。 更に、ここ最近頭痛と首の強いコリが毎日して整形外科に通っているんです。
  この方のポイントは、 ・姑と同居で夫は単身赴任 ・一人目産後から婦人科系の症状が出た ・不妊治療を始めてからさらに基礎体温が乱れ甲状腺の問題が出た そして、最大のポイントは、 ・姑さんに不妊治療をしている事を内緒にしている   という事です。 こういった方の肩こりや頭痛は中々整形外科に通っても難しいと思います。 整形外科に長年勤めていた僕が言いますので、本当にそうです。 ゆっくりお話を聞いてくれるリハビリスタッフがいれば別ですが。

周りに頼れないことも

この方は、 ・夫が単身赴任で、子育てを独りで頑張っている ・夫が単身赴任な上、姑さんへ気を使っている ・周りに頼れないので、子育ての合間に不妊治療に行っている この3つを独りで抱え込んでいます。 ましてや不妊治療をしていても、旦那さんが週末しか帰ってこないのでタイミングを合わせられないイライラが募った上「この不妊治療いつまで続くの?」という先の見えない不安とも戦っています。  

更に子供が幼い。

肩こり・頭痛・基礎体温の乱れ・甲状腺の問題 全て、この感情抑制やストレスが関わっていると思いませんか?   そこで僕はこんな率直な質問をしました。 姑さんは好きですか?嫌いですか?」 すると、 「たまに子育てを手伝ってくれたり、私に気も遣ってくれて感謝してますし。好きですよ。」 と答えが返ってきました。   そして、 「もうお子さんも3歳ですよね。たまには姑さんの面倒をお子さんを頼んで、息抜きをしないんですか?」 と質問すると。 「なんか、子育てを手を抜いてるみたいだし、お母さんに悪いと思うので・・・」 と答えました。

子供とはどこに行くでも一緒

更には、 「不妊治療だって、お子さん連れて行くんですよね?大変じゃないですか?姑さんに内緒なんて、誰がその大変さを聞いてくれるんですか?」 と聞くと、 「本当に大変です。子供にも悪いと思っています。でもお母さんには心配かけたくないので。」 と答えました。 この流れの後に僕が伝えたことは、 「姑さんの事好きなんですよね。もしあなたが姑さんだったら、お孫さんを作り、一緒に暮らしてくれるあなたに本当に感謝してると思いませんか?そんなあなたが、一つ屋根の下で苦しいなんてどう思いますか?」 という事。 すると涙を浮かべ「本当にそうです。私も一つ屋根の下で、隠し事するのは嫌です。」と答えました。   その翌日に、姑さんに不妊治療の事を打ち明けたそうです。 すると何が起こったでしょう? 整形外科で治らなかった頭痛と肩こりが全く無くなりました!! さらに、甲状腺が正常値になりました!! さらに、基礎体温が安定しました!! この方は甲状腺機能が亢進していて、低温期が37度近いという体温が高すぎるといった感じでしたが、それが落ち着きました。

まずは話すこと

そして話には続きがあります。 その方に「今不妊治療していて、子育てもしていて頑張っていますよね?でも、体外受精をしているわけでもありませんし、単身赴任のご主人とタイミングを気にするの辛くないですか?」とお聞きしたところ、 「本当は一緒に暮らすのがいいんだと思いますが、お母さんが寂しくなると思いますし。」とお答えしたので、 「では、しっかりみんなで話し合って、ご主人のところにお子さんと行ったらいかがですか?」 と伝えると、 「そう考えたことありませんでした。」と答え、 何とご主人とお母さんと話し合い、ご主人の元へ引っ越すことになりました。   引っ越してからご連絡が取れていないので、先の事が確認できていないのですが少なくとも彼女の子育て、妊活のストレスが大きく解消されたどころか、生活に「楽しみ」が出てきたに違いありません。 なぜなら、症状の改善、表情の豊かさが見られ、お子様もいつも一緒に来ていたのですが随分と明るくなったようでしたし。   おそらく、引っ越し先で妊活や子育てが上手く行っている事でしょう。  

三つ目「一人目の子供に対する罪悪感」

  こういった方は1人目を不妊治療で授かった方に多い傾向のように思います。   1人目を不妊治療で授かっているので「私はできにくいので少しでも早く産後に不妊治療をしよう」という事で、一人目の子育てと不妊治療を長く行っている方です。   こちらも妊活サポートに来られた方の事例で紹介しますね。   妊活サポートに来られたB様。
41歳二人目不妊に悩む方です。 お子様は7歳の男の子でした。
  この方は1人目を数年の不妊治療の結果授かったために、産後早く子供を作ろうとして不妊治療を開始したものの、中々結果につながらなかったようでした。   産後、早めに卒乳し月経再開後から5年ほど不妊治療を続けてきました。 体外受精に挑んできたので、幼い子供を連れて不妊治療に通院し続けていました。   この方に僕が伝えたことは、 「一人目の不妊治療も本当に大変だったと思います。大変な思いをされて授かったお子様と3人での生活はいかがですか?」という事です。   なぜ?こんな質問をしたのかというと、   僕はこの方にあった時にこの方の顔に「二人目をあきらめさせてほしい」と書いてあるように見えたんですね。なんか、不妊治療とは違う辛さを感じたんです。   なのでこの質問をしたんです。

涙を流しながら

すると返ってきた言葉は、 涙を流しながら「もう本当に、本当にこの子に悪いって思っています。兄弟を作ってあげたいって思ってやってきましたが、もう大変過ぎて、全然この子との時間を大切にできてなかったように思います。」 「もう小学生になってしまい。この7年間、本当に不妊治療の事で精いっぱいで。もっと、可愛がってあげれたらと思ってしまう事があります。」 という事でした。   苦労してやっと授かったお子様。 1人目を授かりたくて不妊治療をしている間、 「もし子供ができたら毎日どんなに幸せか」と思っていた事でしょう。 なのに、一人目の子を授かった後、新たにスタートした不妊治療によって、その大切なお子様と毎日を大切にして過ごせていない苦しみがあるんでしょうね。 そして大切なお子様に対して「ごめんね」という気持ちが毎日ある。

後悔のない選択を

僕は率直にこの方に伝えたのは、 「後悔無い様にもう少しできる事を一緒にやりましょう。それで授かったら嬉しいですし、そうでなくても、もう家族3人で思いっきり楽しむ生活をしたらいかがですか?」 という事です。 本心は分かりませんが、この言葉をかけた時にこの方の表情から「あきらめさせて」という文字は消えたように思えました。   この方は自然妊娠という形ではありませんでしたが、その後すぐに授かりました。

三人で楽しく生きていこう

でも僕が思う事は、もしこの方が後悔の無い様に妊活をして、二人目を授かれなかったとしても、 「もうやる事はやった。これから3人で楽しくやっていこう。」という風になったとしたら、 その後に、自然妊娠したんじゃないかって思います。 あれ!? あえて作るつもりじゃなかったのに、授かれた!!といった形で。   逆に、もしそのままずっと3人での生活でも、自分の意思で不妊治療を辞めれた事で、本当に後悔や罪悪感を引きずらずに幸せに暮らしたんじゃないかと思います。

妊活で一番重要と思っている事

今回、 ・子育てと夫婦 ・子育てと不妊治療での我慢 ・一人目のお子さんに対する罪悪感 と取り上げさせて頂きましたが、全てにおいて言える事は感情を抑え込まない事という事です。   夫婦で気持ちを伝え合う、身近な人に「助けて」って言う、自分が幸せと感じる事に蓋をしない。   日本人の特性なのでしょうか、良い悪いではなく。 空気を読んでしまうというか、相手の気持ちを思い遠慮してしまうといいますか。 そこを一歩超えるのは、今回の記事で何度かお伝えしましたが「勇気」だと思います。 勇気を出してやってみると、殆どの場合は意外と何も心配だった事も起こりません。 むしろ、本当に楽になり、体も妊活も上手く行くことが多いんじゃないかと思います。   もちろん、勇気が出ない場合もあると思います。 そういった時は、妊活サポートのセラピストの先生に相談してみてください。 相談受付はこちらからどうぞ ラインでお答えしています ↓ LINE@登録で妊活協会のサポートを受けよう!   日本妊活協会 代表中野

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