こんにちは。 日本妊活協会の頼(らい)幹二郎(みきじろう)です。
春はデトックスの季節。新たな命が芽生え、身体も気持ちも外に向かいます。
冬の間蠢めいていたエネルギーを身体が発散しようとします。
けれども、現代人は栄養を入れる、情報を入れる、ストレスを入れる(否応無しに入ってくる)…など 入れる(インプット)ことが多すぎて大変です。
外から内へいろんなものを溜め込んで動けなくなっていませんか? 入れすぎで消化不良になってませんか?
インプットが多すぎるのも困りものです。
インプットの断捨離が必要かもしれませんね。 ここ最近、このサイトもいろんな情報満載で少し情報疲れになっていないか心配しております(苦笑)
そんなわけなので、今回は身体を動かすお話と子宝体操のご紹介をさせていただくことにします。
インプットアレルギーには「動く」ことが効きますよ(笑)
エネルギーが内から外へ向かう自然の流れに従って身体を動かす
単純に言うと、動くと身体の中に流れができます。
筋肉が動き、関節が可動し、血液の流れが良くなり、体温が上昇し、栄養が巡り、老廃物が押し流され、気持ちも上向きになり、思考も巡り、いろんなものが流れることで、身体が本来の機能性を取り戻し、統制されていきます。
動くことで変えられることがたくさんありますよ。
淀んた流れのない溜め池のような身体では何を入れても循環は期待できません。 入れれば入れるほど淀みます。
行き場のない栄養は内臓を疲弊させ、必要のない過剰な情報は脳を疲弊させます。
ゆるやかにおだやかに流れる、流れるようになっている川のような身体が理想です。
ほどよく入れるからほどよい流れになり、身体の中を巡ります。 ほどよくほどほどの塩梅です。 妊娠体質にはこのほどよくほどほどのさじ加減がとても大事なのですよ。
体質を変えるということは、体液の質を変えるということだとこのサイト内でもお伝えしていますね。
体液とは血液、リンパ液、脳脊髄液など身体がきちんと機能するための命の源泉であり、その源泉が川の流れるように身体の中を巡ること(循環する)が体質を良くすることに繋がります。
身体の中に流れを作ることです。 流れは自分で作ることです。他力で流れを作ってもらうばかりではなく。
自力でほどよくほどほどに動くことを強くおすすめします。
そして、ほどよくほどほどに動けるのが日本妊活協会が推奨する子宝体操です。(ようやく本題)
子宝体操ベスト3をご紹介しましょう
妊活協会では、日々の中でほどよくほどほどに取り組める子宝体操をお伝えしております。 目下、子宝体操のラインナップを更新中です。
youtubeに日本妊活協会のチャンネルがあります。ご登録いただけると子宝体操が更新される毎に見ることができます。ぜひ、ご登録ください。
https://www.youtube.com/channel/UC26yVU_7_cCGdsdOTFuDlig
呼吸が深くなり、子宮が元気になる!「しゃがんでフリフリ体操」
https://youtu.be/O2vpUatJ1eo
その名の通り、しゃがんで腰をフリフリします。
便利になりすぎた生活の中で、「しゃがむ」という行為そのものが少なっているため、身体を支え、大きな動きを作ってくれる「股関節」の出番が少なくなっています。
股関節は一番大きな関節です。その周りには大きな筋肉(お尻や太もも)がついています。
大きな筋肉が動くということはそれだけ血流も上がるということです。股関節を意識して動かすことで、存在感が薄くなっていた股関節を脳は優先して使おうとします。
股関節の近くには子宮があります。卵巣があります。そこに血液と栄養を送るために股関節を使うことがとても重要ですよ。
もちろん男性もやりましょうね。 ※しゃがめない人は分厚い本かブロックの上にかかとを置いてやると多少しゃがみやすくなります。
卵巣に栄養と血液を送る!「腰椎3番ストレッチ」
https://youtu.be/duJ7Bzsf4U0
無排卵、無月経でお悩みの方や体外受精をやる方にぜひやっていただきたい体操です。 卵巣への血流を促進する体操です。
そのためには「腰の動き」を作ることが大事。日本妊活協会の仲間の北川先生が「脱無排卵、脱無月経」という記事の中でそのことを書いてくださっています。
身体のど真ん中に軸を通して安定させよう!子宝体操「蹲踞(そんきょ)スクワット」
https://youtu.be/6eMksuO798s
妊活の方だけでなく、全ての人にやっていただきたい体操です。
大切な命が育つスペースである骨盤が不安定だと、赤ちゃんは安心できませんよ。
腹腔(お腹)のスペースが狭かったりいびつだったりすると赤ちゃんは居心地の良さを求めて逆子になってすることもありますから。
また、軸がぶれていると骨盤も歪みやすく、お腹が大きくなるにつれどんどん歩きにくくなります。とても辛そうに歩いている妊婦さんを見かけるときがありますが、やはり身体に軸がなく、体の歪みが顕著です。
そうならないために、大切な命を育む準備のために、軸をしっかり作っておくことが、親になるための大事な仕事ですよ。
でも、がんばりすぎないように。ほどよくほどほどで。