妊活相談室:「卵胞がなかなか育たない」とお悩みの方へ

こんにちは。日本妊活協会代表の中野です。
今日も妊活ライフにお越し下さりありがとうございます!
そしていつもご質問やご相談をいただき本当に感謝してます。

今日もご相談に対して一緒に考えていけたらと思っています。
今回のご相談をいただいた方は、 すでに不妊治療をやられていて、
「なかなか卵胞が育たない」というお悩みを持っていらっしゃいます。
では、早速ご質問を読んでみましょう。
以下、マロンさんからのご質問・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はもともと生理不順があり3ヶ月〜半年生理がこないことがしばしばあります。
その都度病院にかかり治療していました。


22歳で結婚しその頃から妊活のため病院にかかり始め、タイミング療法をしています。
はじめて7〜8ヶ月になりますが今まで排卵まで行けたことがクロミッド2錠内服して 3回しかありません。

今回2錠を3錠に増やしましたが卵胞が育たず今リセットのための薬を服用中です。
先生からはクロミッド4錠にしても育たなかったら自己注射に切り替えようと言われています。

注射治療だと1〜2万円かかるので金銭面的に迷っています。
確立を上げるためにも注射治療に変わったら人工授精もした方がいいか悩んでいます。

クロミッドを半年以上飲んできたので数ヶ月卵巣を休ませた方が効果的でしょうか?
あと卵胞が育つ為に今できることがあれば教えていただきたいです。

周りからは若いからすぐできると言われプレッシャーや焦りがあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しい状況をご説明いただきありがとうございます。

元々の生理不順、そしてそれに対して治療をしているのにうまくいかないことで、
金銭的なこと以上に先の見えない不安がとても強いのではないかと感じます。

そして「若いから大丈夫」といった言葉は、
周りの方も、励ますために伝えた言葉かもしれませんが、
逆にその言葉がプレッシャーに感じておられるではないかと思います。


「早く妊娠しなきゃ」と「思うように進まない治療」との間で、
何を選択していけば良いのか迷ってしまいますよね。


妊活において大切なことは、
①病院で行うこと
②自分でできること
をしっかり分けることです。


そうすることで、
頭の中が整理できて何のために、どこに向かってるのかが明確になるので、
実際に治療方針は変わらなくても、 体に変化が出ることがとても多いんです。

〜病院でできること〜

病院でできることは「検査と処置」です。
マロンさんは、 元々生理不順で数ヶ月生理がこなかったこともあったということでした。

生理が来ないということは、 子宮や卵巣は休んでいる状態だと思います。
ですので病院では、
・ホルモン値の検査
・生理周期を維持する処置としての服薬

という方針があります。

これは、 卵巣は休ませたいけど休ませすぎると、
機能も落ちてしまう可能性があるがあることや、
やはり医師と話しながら進めていくことが大切です。

そして、人工授精も考えておられるというお話でしたが、
卵巣を含め、ホルモン療法での負担が積み重なる前に、
早い段階で生殖医療の力を借りるという選択肢もあります。

ただ金銭的な負担も大きくなります。
生殖医療へのステップアップは「もっと先でいい」と思っていたけど、
結局「もっと早くトライしておけばよかった」と後悔されるたも 沢山見てきました。

もうすでにご夫婦でお話をされているかもしれませんが、
改めて、経済面やお身体への負担も含めてお話しをされることが良いと思います。

もしかしたら、 マロンさん自身が「私が頑張らないと」と思っていたり、
ご主人側は知識がないためにどう話をしてよいか分からないということも 大いにありえます。

ですので、 妊活のカウンセラーや私達の力を借りてご主人も一緒に妊活に取り組める
ような環境を作ることが大切だと思います。

以上のように、 医療と妊活という部分では、
・卵巣の機能を保つための処置
・一方で卵巣の負担が大きくならないうちにステップアップも視野に
・独りで責任を背負わず夫婦で経済面も含めて今一度話し合う
・ご主人が自分の意見を言えるように専門家の力を借りる

といったことで頭の中を整理していけたらよいと思います。

〜セルフケアや体作りでできること〜

そして体作りでできることは、
「子宮や卵巣へ栄養を送り届ける環境」 を意識することです。

これは、医療での治療もサポートにもなります。
医療に取り組むのであればなおさら大切なことです。

お薬でホルモンのサポートをしても、
実際に卵胞を育てるためには血流に乗って卵巣に届いた「栄養」が必要です。

そのためには、
①体に入るもの(食べるもの)を変えること
②体に入ったものを子宮や卵巣に届ける運動

がとても大切です。

①体に入るものを変える

妊娠に良い食べ物の情報やサプリメントの情報は沢山ありますが、
特に大切にしたいのは、
・タンパク質
・質の良い油
・避ける油
です。

野菜を中心に!と考えがちですが、
しっかりお魚、お肉、卵等のタンパク質は摂取されるとよいです。

そして油です。
油についてはホルモンにとても関係します。

油の取り方で卵子や子宮内膜の育ちにプラスの影響を与える 可能性があるとかなり感じています。

実際にこれについて詳しく書かれた記事を最後にシェアいたしますね。

そして、

②体に入ったものを子宮や卵巣に届ける

これについては、 やはり運動が大切です。

特に、腰・骨盤・股関節を動かす運動をすると、
卵巣に血流を送る動脈が刺激されます。

ウォーキングや階段を登ることはとても有効です。

そして、外に出ることで太陽の光を浴びることも自律神経を整えるのにとても有効ですので、
ご自身の生活に取り入れられる範囲で取り組まれるとよいと思います。

またご自宅で行うのでしたら、
最後にご紹介するストレッチや体操がオススメですので、 コツコツ取り組まれるとよいと思います。

そして一つここでお伝えしたいのは、
7ヶ月で3回排卵したとおっしゃっていましたが、
ご自身の中では「4回は失敗、排卵しなかった」と感じると思います。

でも、排卵する卵子は何ヶ月もかけて育っています。

つまり、排卵した周期の卵子は、 排卵しなかった周期にもじわじわ育っているんです。

ですので、
1周期ごとに一喜一憂してしまうことは仕方がないことかもしれませんが、
必ず毎日の習慣がよい卵子を育てることに繋がっていますので、

「失敗の周期はない」

ということはお伝えしたいです。

未来への不安が大きいと思いますが、
独りにならずできることがありましたら私達にもこれからも応援させてください。

お読みいただきありがとうございました。
最後に、セルフケアの動画をシェアさせて頂きますね。

①油の取り方とレシピ http://ninkatsu.life/amaniyu-ogura.html
②卵巣の血流アップ体操
・ストレッチ http://ninkatsu.life/muhairanmuhgekkei-katou.html
・運動  http://ninkatsu.life/hieshoukahukubukatou.html

一般社団法人 日本妊活協会 代表理事 中野智彰

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