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子宮増殖症ってなに?
日ごろから妊活サポートで患者さんと向き合っていると知識不足や技術不足を痛感する事が多々あります!! その為にも、日々婦人科疾患について勉強しています 生理痛や生理不順から子宮筋腫や子宮内膜症や卵巣嚢腫等など妊活サポートをする上で、 日々、接する事の多い症状は自信を持ってわかりやすくお伝えできてると思っていました ある時、患者さんから子宮増殖症ってどんな症状ですか??って質問されました。浅い知識しかない自分がいて恥ずかしかった
なんとなくしかわからない自分がいて、 子宮が増殖する症状ですよね。 と言う浅い説明しかできない自分がいて、 早速調べてみました。 調べるうちに患者さんを不安にさせたのじゃって深く反省すると同時に もっともっと勉強しようって思いました 子宮増殖症とは、 エストロゲンの分泌が過剰になった状態もしくはエストロゲンに対する感度が上がりすぎて子宮内膜が過度に増殖した状態です 子宮内膜とは ご存知の方も多いと思いますが、受精卵が着床する為には肥厚する必要がありますし 内膜が薄くて困るって悩みをお持ちの方の方が臨床では多いですが過度に増殖した状態によって諸症状を引き起こした状態が子宮内膜増殖症です子宮増殖症には2種類あった
子宮増殖症には、大きく2つの種類がありまして。 子宮内膜の細胞が正常な形で増加している状態を子宮内膜増殖症と呼び 子宮内膜の細胞が異常な形で増加している状態を子宮内膜異型増殖症と呼んで分類されています子宮増殖症は癌になりやすい?
この子宮内膜鋳型増殖症は癌化のリスクが高いため、注意が必要である 原因としては、 以下の様な因子があげられる① エストロゲン生産性腫瘍 ② ホルモン療法によるエストロゲン製剤の長期投与 ③ 肥満 ④ 多嚢胞性卵巣症候群黄体機能不全 症状としては
① 過多月経 ② 不正出血 ③ 出血方に伴う貧血 ④ だるさ・動悸・疲労感 ⑤ 月経困難症の悪化 ⑥ 不正性器出血 ⑦ 無排卵や月経不順症状の重篤な場合は着床障害も懸念される。 そのため 病院では症状が疑われた場合、まずは検査を行います