生理周期で見るおりものの状態
【月経期】 生理中は、経血と一緒におりものは外へ出ます。 【卵胞期】 卵胞期は血が少し混ざったような茶色っぽいおりものになります。 卵胞期は生理の後の周期です。 おりものはこの時が一番量が少なく、サラサラとしています。 排卵期が近づくと段々と量が増えていくのがこの時期の特徴です。 【排卵期】 無色透明でトロッしていて水っぽいのが特徴ですが、 排卵日がちかづくたびにおりものの量が増え粘度も増してきます。 この時期が一番おりものの量が多くなります。 排卵日直前は白くすごく伸びます。 【黄体期】 排卵日を迎えた後、黄体期を迎えます。 粘度が高くなって、白く濁った状態になります。一旦量は減りますが、 生理を迎えるまで日に日ににおいが強くなり、また量が増えていきます。 おりものは月経の周期で質感もにおいも変わります。 おりものって私生活の中では厄介だとつい思ってしまいますよね… ですが、おりものは月経とも排卵でもないですが、きちんと役目が与えられています。 ・膣の中をキレイに保ってくれるための浄化作用 細菌や雑菌が外部から侵入することを防ぎ膣内部を清潔に保ってくれます。 おりものはにおいが強いときも周期によってはありますが、あまりにもにおいがきつかったり、 質感がチーズみたいだったり膣の中が衛生的じゃないと、婦人疾患や性病にかかる恐れがあります。 そんな時は、おりものが異常をおしえてくれるサインになります。 ・受精のサポート おりものの量は排卵日や排卵付近の日が特に多いです。精子はおりものの中を泳いで卵子に向かうので、 より量が多く粘度が高いです。卵子にたどり着くまでの旅で膣の中は精子にとって過酷な環境です。 排卵期のおりものは精子が身を守って卵子にいけるようにサポートするために粘度が増すんですね。 月経でも排卵でもないとお話ししましたが、月経の周期や基礎体温の周期とあわせておりものの量は変化します。 身体で起きていうことはすべて意味があるということはわかっていただけましたか? いろんな周期と合わせて考えると、排卵のタイミングをより特定しやすくすることができますね。専門家からのアドバイス!
りそら整体 院長 石井愛子
こんにちは、日本妊活動協会 りそら整体の石井愛子です。
妊活中の皆さんは、「おりもの」と「妊娠」は関係あるの?
とおもわれるかもしれません。
「おりもの」の状態を知ることは、妊娠に近ずく一歩なんです!
「おりもの」の状態を知ることは、自分の体を知ることになります。
私の「おりもの」を知って自分と仲良くなりましょう!
まず妊娠するためには、
「排卵時期に性交渉をもつこと」ですね。
これが妊娠するための絶対条件ですが、
そのためにも排卵時期がはっきりと特定できることも必要です。
排卵の時期を知るためにも
3~4日前から粘り気のある「おりもの」を感じるように
なりましょう。
ホルモンが整っているとおりものの分泌量が多くなります。
この頸管粘液の分泌は、自然妊娠の重要ポイントで
タイミングをとるためと
精子を受け入れるためにも
充分な分泌が必要なんです。
おりものは、女性ホルモンの分泌量によって変化しています。
女性ホルモンのバランスが乱れると体の器官(卵巣や子宮)が上手く働かなくなります。
おりものの状態を知ることは、ホルモンバランスの状態を知ることもできます。
無排卵の方は、ホルモンバランスの乱れによって
本来見られるはずのおりものの変化がなく、常に同じ状態のおりものが出続けてしまいます。
そして、基礎体温をつけていても、この「おりもの」を感じとれないことには、
受精→着床→妊娠へとなかなかすすめません。
妊娠にむけてのスタートはまずここからです。
「妊娠するからだ」は、医者や薬ではなく自分でつくるものです。
「心や体の感覚」は、西洋医学のお医者さんにはわかりません。
今のあなたの心と体の状態を正しく知り、バランスが崩れているところはバランスがとれるように修正していく
あなたの体は、素晴らしい力が備わっているんです。
今あなたが妊娠しないのは、あなたにその能力がないわけではなく
心と体に「妊娠の準備が整っていない」だけです。
受精卵を着床させて、胎児として育てていけるだけの心や体の状態になって初めて
赤ちゃんはあなたの元にやってきます。
私と一緒に無理なく不妊の悩みを解消していきましょう。




  

	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		




        