1 体外受精の移植前後に摂るべき栄養素とは？｜妊活相談室不妊をゼロに
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体外受精の移植前後に摂るべき栄養素とは？｜妊活相談室不妊をゼロに

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みなさん、こんにちは。日本妊活協会の北川です。今日は、不妊治療と栄養についてお話しをしていきたいと思います。よくみなさんから、「不妊治療を成功させるためには、どんな食事がいいですか？」というようなご質問をお受けします。いろんな本だったり、いろんな提案があると思うんですけれども、今日は体外受精の実施した前後にどういう食事を摂ればいいのか、ということに焦点を絞ってお伝えできたらと思います。鼓膜が胚盤胞になっていくにあたって、分割をしていきます。その分割をしていく過程においては、アミノ酸がとても大事だというふうに言われています。アミノ酸というのは、タンパク質が体内に入って分子化した時のものです。なので、タンパク質を移植する前までには、たくさん摂っておく必要があります。例えば動物性でいくと、お肉だったりお魚。植物性でいけば、大豆だったり豆乳。ああいうものを、割と豊富にとっておくというのが大事です。なので、移植する前までは、そういうタンパク質をたくさんとっておくというのが大切です。そして、ここからが大切なんですけれども、移植日においてはマウスの実験になるんですけれども、タンパク質が体にない方が移植の卵の着床率が上がるというふうに言われています。これはどういうことかと言うと、体の中の母体のタンパク質が少なくなることによって、子宮の中に枯渇感が生まれてきます。要は、お腹が減ったという状態に子宮がなるということですね。そうすると、受精卵というのもタンパク質でできていますので、それを戻した時にお腹が空いた子宮の状態だと、それをより取り込もうとするエンドサイトーシスと言う、取り込もうとする力が強くなるということが言われています。なので、移植する当日に関しては、朝から夕方ぐらいまでは、少しタンパク質をとるのを控えていただくと、より着床する効果が高まるというエビデンスがあります。なので、タンパク質というと、おかずですね。お肉だったりお魚だったり、豆腐だったり、そういうものを摂らずにお野菜の方だったりとか、あと糖質を少し抑えたご飯だったりとか、おかずだったりとか、そういうものを移植の当日はとると。その後はまた胚盤胞が着床して、どんどん大きくなっていかないといけないので、タンパク質が必要にはなっていきます。ただ移植の日だけは、タンパク質をとらないように心掛けると、取り込み力、エンドサイトーシスが上がって、子宮がより強く卵を捉えようとする力が高まる。そういうことが言われています。

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